ひと夏のコイではなく・・・秋から始まるコイ Season1

2022年10月18日(火) 更新

先週の15日(土)16日(日)と1泊ツーリングに行ってきたので

ここに記す。

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時はさかのぼり

2022年10月14日(金)の夕方

ツーリングの前日だ

なかば雨覚悟で天気予報をのぞいてみたら

なんとも降らなさそうな感じだ

そういえば2週間前、10日前、1週間前は70%とかあり、

日が経っても変わらない・・・

木曜日あたりから急に良くなり、

楽しみでたまらなかったのを覚えている

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当日

やはり目覚まし時計が鳴る前に起床

ツーリング大好き人間だからできる得意技だ

晴れている

風もない

少し肌寒かったが、雨ではないのでそんなのは関係ない

気持ちのいい朝だ

浅田美代子だ

時間ですよ

出発

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小笠で集合し三方原、赤塚、鞍ヶ池と合流だった


空が青い

中食(ちゅうじき)はそうめんを予約

実はこちらに着く直前・・・

先頭のボクとすぐ後ろの方以外とんでもない瞬間を・・・

本当に無事であればいいのですが・・・

お願いします 大げさになっていないでください


雰囲気も良いしメニューもたくさんだし美味しいし、味もよかったのでまた参りたい

こちらの先を少し歩けば滝があるようなのだがヘビがいたので退散・・・怖かった・・・

おかわり無料
ボクはカレーライスも注文したのでそうめんをカレーに付けて食べてみたらおいしかった

コップにおつゆが入っているのも面白いではないか

何日か後に見ていただければブログにボクらがアップされてる予定です → こちら

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食事後は156号をさっそうと走るつもりが

後ろが付いてきていないことに気付いた

何かあったのだ!

事故か?

故障か?

トイレか?

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川がキレイで見ていたら

帽子が飛んじゃったらしい・・・

そんで拾ってもらっていたからはぐれちゃったらしい

ちゃんちゃん

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はじめての郡上八幡城

ものすごい急こう配だがお城のすぐ近くまで走って行けた

お次の休憩ポイントに到着

・・・

かずよしと読むかと思ったらわらだった

(笑)
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実はこちらの「道の駅和良」で物語ははじまった

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キップを購入するため売店に行き、

ボク 「道の駅のキップを一枚下さい」

ボク 「日付を入れてください」

店員さん 「180円になります」

ボク 「はい」

店員さん 「キップ集めてるのですか?」

ボク 「え・・・?」

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「はい・・・」

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話かけられたのだ

・・・

普通なら180円をトレイに置き

キップをもらってハイ終了~

のはずが

なんと若いおなごから話しかけられたのだ!

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これって・・・

もしかして・・・

・・・

いや

そうだ

そうに違いない

ボクに興味があるから聞いてみたんだ

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ボク 「集めるの楽しくて。」

おなご 「何枚くらい持っているのですか?」

ボク 「いや・・・あの・・・ あんまり数えたことないっす」

おなご 「そうですか」

おなご 「いっぱい持ってそうですけどね ♪」

おなご 「どこから来たのですか?」

・・・

なんだか質問が止まらない

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きた

きたわ

・・・

ボク 「静岡県です」

おなご 「え!!!私も静岡にいたんです!」

ボク 「え!静岡のどこですか?」

おなご 「静岡市です」

おなご 「静岡のどこですか?」

ボク 「焼津ってとこっす」

おなご 「わあ ♪ まぐろセンターあるとこですよね ♪」

ボク 「まぐろじゃなくてさかなセンターですけど・・・」

おなご 「きゃっ ♪ まぐろじゃなくてさかなセンターなんですね ♪」

おなご 「うふっ ♪」

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おなごはニコニコ微笑んでいる

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再度思った

・・・

きたわ

・・・

やっべーっ

どうしようか?

いや、どうしようかもくそもない

いくか?

いっちゃお~かな~

・・・・・・・・・・・・・・

ここから宿も近い

たぶん田舎の道の駅だから閉店も早い

2人乗り可能なオレのマシン

宿泊先の部屋はなぜだかベッドが3つある

・・・

ダメもとだ

言うだけ言って

だめならだめでそれでいい

・・・

ボク 「あの・・・」

「彼氏とかいるんすか?」

おなご 「今はいません」

「元カレは静岡市にいましたけど ♪ 今はひとりです・・・」

ボク 「そうすか。」

おなご 「さみしいんです・・・」

ボク 「・・・」

・・・

あの・・・

もしよかったら・・・

と、次の大事なコトバは言おうか言わないかのタイミングで!

・・・

ある女性が現れた・・・

・・・

続けるつもり

※第2話をお待ちください

「 ひとつやふたつ、わかった日 」サブタイトル ( 君の手は。) 第4話 幻の最終話 「いくえにも」 ※本当の完結編

第4話 「いくえにも」

※第1話は こちら
※第2話は こちら
※第3話は こちら

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2022年9月7日(水)

2日間の1泊ツーリングの帰り際

・・・

激しい雨が

オレとマシンを打ち付け

視界を拒む・・・

・・・

カラス色の

暗黒な

東京名古屋ハイウェイ

・・・

オレは

ひとりで

自分のマシンを走らせていた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そうなんだ・・・

聞えるんだ

・・・

誰かがオレにささやいてるんだ

・・・

・・・

ジェットヘルの中で声が聞こえる

・・・

・・・

・・・・・

最初は空耳だとおもった

・・・

でも

・・・

確かに聞こえる・・・

耳をすます

・・・

高くもなく低くもない声だ

・・・

雨や風の音で聞こえづらかったのだが

たしかに

こう

言われた

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

「キルスイッチを押せ」

・・・

・・・

・・・

はっきりと聞こえた

・・・

・・・・・・

ジェットヘルの中で鮮明に聞こえた

・・・・・

・・・・・

・・・・・

怖くなった

・・・

なぜなら・・・

・・・

・・・

・・・

「ひとつわかったことがある。」

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

オレの声だった・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

走行中にキルスイッチを押してみたら

どうなるのだろう?

やっぱり

気になる

・・・

エンジンが止まるのはわかる・・・

・・・

そのあとどうなるのか知りたい

先程思った内容だ

・・・・・

危ないからやめておけ!

どうなるか知りたいだろ?

はやく押せ!

止まったらまたエンジンをかければいい!

絶対だめだ!!!

オフにしたらすぐにオンにすればいい!

危ないことになるぞ!

まわりに走っている車もいないぞ!

余計な事を考えるな!

押してみてから考えろ!

やめろ!!!!!!!!!

・・・

幾重にも2つの意見が交差する

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

パチッ

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

な・・・

何をしたんだ!

・・・

も・・・

もしかして!

・・・

押してしまったのか!?

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

「君の手は。」

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・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

現在の時刻

2022年9月6日(火) AM 8:33

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

え・・・

・・・

え!

え!!!

・・・

また・・・

また!

・・・

またもや?









ウソでしょ・・・

・・・

やってしまったのだ

・・・

・・・

・・・

夢だったのだ・・・

夢の中で走ってきたのだ

なのに疲れていた・・・

・・・

それならそれでいい

・・・

・・・

・・・

じゃあ、

オレは

今どこにいるんだ?

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見慣れない部屋・・・

・・・

エアコンが効きすぎていて寒い部屋・・・

・・・

まくらもふとんもオレのじゃない

・・・

いつもと違う・・・

・・・

・・・

・・・

「チップちょうだいよ~」

と、言ってた

マンボウのおやじの娘が

隣でイビキをかいている・・・

・・・

横綱級のイビキだ・・・

さすがだ

・・・

海の匂いがする女だ

・・・

・・・

・・・

そんなことはどうでもいい・・・

・・・

ここはどこなんだ?

オレは今

何をしているんだ?

・・・

開け方もあまりわからない窓を

そっと開けてみた

・・・

・・・

・・・

海だ

・・・

・・・

・・・

海が見える

すぐ近くには線路も見え・・・

・・・

島がたくさん見える

・・・

・・・

・・・

水族館も見える

・・・

・・・

・・・

鳥羽一郎が海で泳いでいる

・・・

・・・

・・・

泳ぎながら

歌っている・・・

曲は

https://www.youtube.com/watch?v=39LrXZCKqW0

娘ではなく・・・

お母様だった・・・

・・・

・・・

・・・

そんなことは

どうでも

いい

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

1泊ツーリングの

2日目の朝だった

・・・

最高な1日がこれから

・・・

始まる

・・・

・・・

・・・

(完)

 

「 ひとつやふたつ、わかった日 」サブタイトル ( 君の手は。) 第3話 「横綱」完結編

第3話 「横綱」

あっという間の

2日間

・・・

今回の旅の行程も

終わりに近いと思っていた

思っていたのだが・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

鳥羽の旅館から高速を一切使わず走ってきた

2時間で600km進んだ

時速は300km/h だ

アメゼロだ

アメダスって最近聞かないな

・・・

晴天すぎて気温もグングン上昇

またもやケータイが真っ黒に

ナビとして使っていたので電池ものこり少々・・・

かたじけないと思ったが

緑と桃色が乗っている

チャンカチャンカに先頭を願い出た

快く承諾していただき

かたじけなし

ありがとうは室町以降である

そんなことはどうでもいい

・・・

マシンを走らせる

オレのマシンを走らせる

言葉を追加しただけで

違う意味にも聞こえてくる

そんなこたーどーでもいー

・・・

山の中から少し町になってきた

バイパスも通っている

事故も故障もなく順調でもある

さあ

最後の道の駅

津かわげへと走らせる

しかし

オレのトラブルから

最後尾になってしまい

道の駅津かわげを通り越してしまったが

なんら問題ない

Uたーんして

無事到着

・・・

びっくりした

ここのキップ、

オレは持っていたのだ

無理してくることはなかった

この道の駅を目指さなければ

もっとはやく帰宅できただろう

・・・

いや

ちがう

緑ももももキップ集めしているのだだだ

あきてしまわないことを祈ったったった

・・・

高速に乗り

いっきに刈谷ハイウェイオアシスだ

夕食の時間と言うわけでもないが

お腹が減っていた

そう思った瞬間

レッドが

「ラーメンでも食べていかないか?」

おお

人の心が読めるとはさすがレッドだ

ブルーにも聞いてみたところ

食べたいと。

「ひとつわかったことがある。」

自分がラーメンを食べたいとおもったら

みんな食べたいのだ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「横綱」のラーメンはうまい

グリーンとピンクは

えびせんべいを買うと言っていたな

サービスエリア到着後すぐに向かっていたくらい好きなんだな

時間にして10分程度だろうが

駐車場へ戻るとグリーンとピンクは待ちくたびれていた模様。

ラーメンでも食べてきたの?

あまりにも待ちくたびれたので冗談交じりに聞かれたが

本当に食べていたというと驚いていた

なんで誘ってくれなかったの?

せんべい買うって言っていたので・・・

言い訳にならない・・・

申し訳ないことをした・・・

こんなにおいしいラーメン食べてないなんて・・・

本当に申し訳ない・・・

ほんとにうまかった

横綱級だった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

愛知県からご参加の方もいたので

こちらで解散とした

いつものなじみのある道路

伊勢湾、東名と走っていると

ぽつ

ポツ

POTU

ぽつぽつぽつ

ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ!

ボツボツボツ!!!!!

ばしゃーーーーーーーー

バケツをひっくり返したってやつだ

・・・

赤のうしろにいた

一旦離れはしたがなんとなく追いついてみたんだ

気づいていないはずだ

こんなドシャ降りのなかだ

まっすぐ進行方向に目を向けていないと危険だ

・・・

はやくカッパを来たいがサービスエリアの看板が出てこない

赤塚か新城かよく覚えていないが

ようやく止まることができそうだ

・・・

ひどく雨が降っている

止みそうもない

普通であれば

屋根のある二輪駐車場にとめ雨具に袖を通す

赤は何を思ったのか

屋根のない4輪駐車場にとめていた

2輪駐車場に案内しようかとおもったが

めんどくさくて

やめた

本人はオレの存在に気づいていないからいいだろう

・・・

あたりは日が落ち

暗くなっている

雨もやむ気配がない・・・

はやく帰りたい一心

こんなことを思った

・・・

オレはいつも走りながら何を考えているのだろう?

それか何も考えていないのか?

風やにおい、光を感じ

景色の良いところがあればそこに視線が行く

バックミラーに映った後ろの人間と目が合うと

なんとなく

気まずい

・・・

道を間違えないようナビも見る

うまそうな食べ物屋にもよく目が行く

田んぼにいるおっちゃんはよくこちらを

なんだあれは?的な顔で見てくる

抜かれた車の後ろの席にすわっているこどもたちは

必ず振り返ってまでこっちを見てくる

・・・

行きと帰りでは考え方が違ってくる

オレの帰りはいつも今回のツーリングを

思い出している

・・・

初日はしょっぱなから

とまっちゃった方がいたな

走行中にキルスイッチなんか押しちゃって

・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

???

今押してみたらどうなるんだろう?

???

・・・

まっすぐな道路しかない高速上

雨もきつく

暗闇のなかにみえる前方の車のテールランプ

気温もみるみるうちに下降し

昼間の暑さとは全く逆で

寒い・・・

はやく帰りたい

???

???

おし

?????

!!!!!!!

・・・

何か聞えなかったか?

オレのかぶっている

ジェットヘルの中から

声が聞えた気がした

・・・

おわり

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楽しんでいただけたでしょうか?

ちがうちがう

このお話じゃなくて

今回のツーリング!

ご参加の皆さま!

2日間一緒に遊んでいただきありがとうございました!

本当にお疲れ様でした!