あるときの1泊ツーリングのことを覚えているだろうか?
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下呂温泉に行く途中に立ち寄った道の駅での話。。。
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実は・・・
続きの話があったのだ・・・
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思い出してみよう
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岐阜県にある「道の駅和良」で物語ははじまった
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道の駅で販売されている
キップを購入するため売店に行き、
レジを見てみると
おばさん2人と若い店員さんが1人。
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ひとりのおばさんのレジが空いたのだが
おもむろに何かを物色しているそぶりをスタート。。。
他のお客さんがそのレジに。
若い店員さんのレジが空いた瞬間!!!
すかさず!
ボク 「道の駅のキップを一枚下さい」
店員さん 「はあああ~っい」
ボク 「日付を入れてください」
店員さん 「はああああああいっ」
店員さん 「180円になりますっ!」
ボク 「はい」
店員さん 「キップ集めてーるのですか?」
ボク 「え・・・?」
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「はい?・・・」
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話かけられたのだ
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普通なら180円をトレイに置き
キップをもらってハイ終了~
のはずが
なんと若いおなごから話しかけられたのだ!
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これって・・・
もしかして・・・
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いや
そうだ
そうに違いない
ボクに興味があるから聞いてみたんだ
妙に元気だし
さっきまでは無表情でレジ打ちしてた人間かと思えないくらい
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ボク 「集めるの楽しくて。」
おなご 「何枚くらい持っているのですか?」
ボク 「いや・・・あの・・・ あんまり数えたことないっす」
おなご 「そうですか」
おなご 「いっぱい持ってそうですけどね ♪」
おなご 「専用のアルバムに入れて ♪」
おなご 「どこから来たのですか?」
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なんだか質問が止まらない
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きた
きたわ
・・・
ボク 「静岡県です」
おなご 「え!!!うそ!私も静岡にいたんです!」
ボク 「え!マジですか!静岡のどこですか?」
おなご 「静岡市です」
おなご 「静岡のどこですか?」
ボク 「焼津ってとこっす」
おなご 「わあ ♪ まぐろセンターあるとこですよね ♪」
ボク 「まぐろじゃなくてさかなセンターですけど・・・」
おなご 「きゃっ ♪ まぐろじゃなくてさかなセンターなんですね ♪」
おなご 「今度からちゃんとおさかなセンターさんって言いますね ♪」
おなご 「うふっ ♪」
ボク ( か か かわいいな)
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おなごはニコニコ微笑んでいる
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再度思った
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きたわ
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やっべーっ
どうしようか?
いや、どうしようかもくそもない
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ここから宿も近い
たぶん田舎の道の駅だから閉店も早い
多分4時には閉店するだろう
今はもう3時半だ
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2人乗り可能なオレのマシン
宿泊先の部屋はなぜだかベッドが3つある
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ダメもとだ
言うだけ言って
だめならだめでそれでいい
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ボク 「あの・・・」
「彼氏とかいるんすか?」
おなご 「今はいません」
「元カレは静岡市にいましたけど ♪ 今はひとりです・・・」
ボク 「そうすか。」
おなご 「さみしいんです・・・」
おなご 「いつもいつも・・・ 毎日毎日・・・」
おなご 「今日も、もう少しでお仕事も終了」
おなご 「いつもすることもなく暇なんです」
おなご 「こんな田舎ですし」
おなご 「なにか刺激的なことでもあればいいのですけどねっ ♪」
ボク 「・・・」
(スパイダーに乗せてあげたら絶対喜ぶよな?)
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あ・・・
あの・・・
もしよかったら・・・
と、次の大事なコトバを言おうか言わないかのタイミングで!
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・・・
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ある女性が現れた・・・
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(小柄だが声がでかい人が来た)
※ちなみにこの方もキップを集めています
HRMさん 「キップ買った~?」
ボク 「あ、はい 買いました!」
ボク 「ここの読み方かずよしじゃなくてわらであってました・・・」
Hさん 「でしょ~!!! そうだと思ったんだから~」
Hさん 「わたし言ったよね~ わらだって~」
(今はだめ はやくどっか行ってくれないでしょうか?)
Hさん 「もお~ 変な事言って~ きゃぴっ」
Hさん 「だまされないよ~ もお~ きゃんきゃんっ」
Hさん 「わたしをだまして何しようとしてるのー」
Hさん 「変な事言ってわたしの気を引こうとしてー」
※ 駐車場に戻りつつ 攻撃の嵐
Hさん 「そういえば何~!」
Hさん 「なんか さっきー かわいい子としゃべってなかったー?」
Hさん 「にやにやしてるの見ちゃったよおおおお」
Hさん 「一緒に写真でも撮ってきなよ~!!!」
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ボク 「あ、はい」
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行ってこいって言われたから行くんだ
別になんにもやましいことはないと
自分に言い聞かせた
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なんだか背中を押されたのだ
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ボク 「あの また来ちゃってすいません・・・」
※おなごはニッコリ笑顔だった
ボク 「一緒に写真撮ってこいって言われて・・・」
おなご 「・・・え! ♪♪♪」
ボク 「い~すか?」 (はずかしい)
おなご 「もちろんです!わたしもうれしいですし!」
おなご 「偶然会った 静岡どうし ♪♪♪」
おなご 「ピーーーーース ♪♪♪」
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パシャ
おなご 「その写真わたしも欲しいです」
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ボク 「ラインとかなら簡単に送れますが・・・」
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おなご 「じゃあ交換しちゃいましょ ♪」
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ラインの名前は「道の駅わらのむすめ」だった・・・
そのあとのことは想像にお任せする
ありきたりですまん
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でも、白状することとする
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2023年10月22日(日) 天気 快晴 朝寒く日中はあっつい
毎月恒例の日帰りツーリングだ
イベントと重なったため、今回は第4日曜日だ
目的地は赤レンガ。
道の駅かけがわにて集合し、出発
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そのあと
道の駅潮見坂にて休憩 今回は16台 バイクの方も多かった
朝は寒いがお昼に近づくにつれて気温も上がってきた
ランチ予定のぞうめし屋さん
無事到着。。。
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いつかのおなごが・・・
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静岡から岐阜へ行く前に・・・
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少しだけ働いていた場所だ・・・
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おなごのおすすめを・・・実は注文したんだ・・・
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おいしかったよ
教えてくれてありがとうね
ボクを思い出すと・・・
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忘れたくないからって
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おなごの提案で・・・
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ナルトにぞうさんが入っている・・・
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涙が出そうだった
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帰り際・・・
受付してくれたおねえさんに突然話しかけられた
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おねえさん 「じゅう・・・ぞう・・さん・・?」
ボク 「あ、・・・・・・・はい・・・そうですが・・・」
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おねえさん 「聞いてましたよ」
「 今日来られるって 」
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ボク 「あ、そうですか・・・」
ボク 「お洒落なお店ですし、ご飯もおいしかったです」
ボク 「本当に ごちそうさまでした」
ボク 「幸せな時間を過ごさせていただきました!」
ボク 「 ただ・・・ 年齢高めの人ばっかりですみませんでした」
ボク 「ほんとはご迷惑だったかもしれませんがお許しください・・・」
ボク 「うるさくなかったですか?」
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おねえさん 「やっぱりだ」
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ボク 「え?・・」
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おねえさん 「言ってたもの 見た目はあれだけどちゃんとしてる人だって」
ボク 「そうすか・・・そんなことないですが・・・」
おねえさん 「今はまた別のところでがんばってますよ」
「半田市にある赤レンガ建物ってところです」
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ボク 「はあ そうですか」
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ボク 「今から行ってみる予定なんです」
おねえさん 「!!!え!!!」
おねえさん 「え~~~!!!!!!!!!!!」
おねえさん 「きっとうれしがりますよ!!!♪♪♪」
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おねえさん 「いつも・・・ あなたの話ばかり・・・」
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おねえさん 「じゅうぞうさんがすぐふざけるから、いつも怒るんですっ!!!」
おねえさん 「こどもみたいな人でちゃらちゃらしてるんです!!!」
おねえさん 「わたしがいないとダメな人なんです♪♪♪♪ ♪って」
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おねえさん 「今度はお二人でのご来店お待ちしておりますからね」
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ボク 「わかりました」
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次の目的地へ向かった
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緊張だ・・・
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ここにいる
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半田赤レンガに到着・・・
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わざとみんなとは遅れてひとりで向かった
受付にいた
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・・・
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気づいていない・・・
隣の受付の人となにやらしゃべっている
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目が合った
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・・・
・・・
気づいていない
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ボクもここにいると聞いてなければわらのむすめとは思えないほど
美人だった・・・
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ボクも男です
勇気を出して
声をかけようとすると・・・
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「○○○ 仕事終わるのデラ待ちきれん」
「お前が終わるまでここで待ってるだぎゃ」
「式の打ち合わせにおくれられん」
・・・
茶髪で大柄の名古屋弁のいかつい男が来たんだ
どうやら結婚式の打ち合わせにこれから行くらしい・・・
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そんなことを聞いたって関係ない
声をかけてみた
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・・・
・・・
ボク 「あ、、、あ、あの・・・」
おなご 「 ・・・ 」
おなご 「 じゅう・・ちゃ・・・・ん?」
ボク 「大人ひとりください」
おなご 「 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 」
おなご 「じゅうちゃんなんでしょ?」
ボク 「は?オレはそんなやつじゃねーよ」
おなご 「 ・・・・・・・・・・・・・・・・」
おなご 「 わかりました 」
おなご 「 失礼いたしました 」
ボク 「 ・・・ 」
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そのとき貰った入場券・・・
日付入りだ
こいつとの最後の思い出・・・
2023年10月22日(日曜日)
くしくも 仏滅・・・
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一色さかな広場へむかった
一番奥の右側の乾物屋に
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○○はいた
ボク 「 ひ ひ ひさしぶり~ ○○ 」
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尾張 ( おわり )