「 ひとつやふたつ、わかった日 」サブタイトル ( 君の手は。) 第2話 「チップ」

第2話 「チップ」

2022年6月6日(火)

場所は鳥羽

たまに雨にも降られかっぱも着たが

遅い時間になることもなく宿に着き

天然温泉につかり

しばしの談笑後

期待の晩飯どき

・・・・・・

まだ夜も更けていない

夕方と夜のハザマから物語を続けます

・・・・・・

夕食が豪華すぎて食べきれない

赤と青と黒のレンジャイ

メインの伊勢海老とホタテのお造りは

腹いっぱい後に食す・・・

あまりにも多すぎて残してしまったくらいだ

後で聞かれたのだがこれはオプションではない

宿泊費に含まれている

それだけ豪華絢爛だったということだ

一同 満足

おなかいっぱい 胸いっぱい

あまり覚えていないのだが

誰かにチップを渡し?

あっという間に夜が更けた

・・・

※自主規制によりはしょりました

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あくるひ あひるではない

2022年9月7日(水) 朝 8:00頃

旅館の駐車場にて。

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一生懸命

持参のブロワーで雨水を飛ばす者。

一生懸命

ブルートースで車体と繋ごうとしてる者。

それぞれ

朝起きるのが早すぎる者たちの行動だ

そして

緑レンジャイと桃色レンジャイと合流

昨晩夜遅くに到着し

お電話をいただいたのだが

朝も早く、疲れから

黒レンジャイ(オレ)はすでに就寝していたのだ

すまなかった・・・

もしかしたら伊勢湾でイルカと一緒に泳いでいたかもしれないな

何故遅れたかって?

それは

桃色の仕事終わりに緑色の運転でこちらまで駆けつけてくれたのだ

本当にお疲れ様だと心から思った

ん?

あれ?

待てよ

2人乗りなんだな

車で

く!

く!

車!

車なんですよね 雨模様だったから・・・

すべて天気予報が悪いということにしておこう

きっと頑張って3輪でくればよかったと思っているにちがいない

こんなにいい天気なのだから。

それはそうと

旅館の朝飯はなんというウマサだ 馬鹿うまかった

めざし?あじ?さば?ふな?

焼津の人間だからと言ってみんながみんなさかなに詳しい訳ではない

これはイカにちがいない

朝から調子はイカがだ

イーカげんにしなさい

・・・

まあイッカ

・・・

「ひとつわかったことがある」

・・・

こんな誰でも思いつく冗談で

ニヤニヤしながらわらっているのは

あなただよ

もちろん食べる前に撮影していたのだが

すぐに食べたかったので写真はこれのみ。

3杯食してしまった

テレビでは藤井5段が勝利と報道されていた

昨日はたしか

藤井君が10代なのか二十歳になっているか

もめてしまったな

そんなことはどうでもいい

問題なのは静岡で対戦し、ご飯は牧之原のご当地食を

食べていたことだ

バスの事件を連想させる・・・

かわいそうだなのひとことでも終われない・・・

本当にご冥福をお祈りします

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食後の8:15

クモ(スパイダー)にまたがり

さあ、出発だ

今日も天気はよさげだ
昨日よりもよさげだ

髪を左右に分けて垂らして編んだスタイルは

おさげだ

見知らぬ土地からのスタートは

何とも言えない最高の気分なんだ

しょっぱなから

昨日行けなかった

お寺

おち○○地蔵に会いに行く・・・

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旅館をあとにし、およそ3分で

旅のメインのひとつ伊勢志摩スカイライン

貸切だった

鹿の群れがいた

小鹿はこちらに向かっておはようと言って去って行った

実は

こっちに向かって突進してきたから

ぶつかりそうだったのは

ショナイ

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朝熊山だ

牡蠣がいっぱいいるんだな

ほんとうにあるのだよ

●○んこ地蔵

ここに来る前に少し迷ってしまった・・・

たまたまいた

超かっこいい人に

道を尋ねた

そのキムタクと佐藤たけるとトムクルーズを足したような

かっこいい方がわざわざ軽トラックで案内してくれたんだ

オレがそこまで一緒に行ってやるから付いてこいって。

しゃべり方はさとうじろうだったのは誰にも言えない・・・

感嘆 感激 感銘 だ

こんなやさしい人がこの世にいるのかと。

きっとお地蔵さんの恩恵を受けたのだと勝手な想像をしてしまった・・・

だからやさしかったのだ

こんなことを思って

すまん・・・

本堂へと足を運ぶ (金剛證寺) 

めだかやコイやあめんぼがたくさん泳いでいる

御朱印をいただいたり御守りを購入したり蚊にさされたり

牛もいた

頭の上に

パンサーか?

金剛證寺をあとにし次の目的地は道の駅だ

山の中を走っていると

まただ・・・

メーター内にリヤカーゴが開いていますの表示

後ろのサドルバッグのフタが開いている

実は2回目・・・

ご迷惑をおかけしました

※持っていたゴムひもで開かないように旅の終わり際に対処

はやくすればよかった・・・

道の駅伊勢志摩では4枚目の切符をゲット

お次は紀伊長島まで走らせた

海が見え隠れし

猿にも出会えた

前から走ってきた車が黒レンジャイに向かって

パッシングをしたんだ

白と黒の車が隠れてるとおもったが

おさるさんだった

何回も歯科医院も見た

鹿もみた

しかも何回もだ

イノシシもいたんだ

そこには蝶々もいた

いのしかちょうだ

コイコイだ

また道がそれた

こんなことはどうでもいい

・・・・・

紀伊長島に着いた時間はちょうどお昼

お腹がすいていた

お店もすいていた

ガラガラだ

閑古鳥がないている

↑ 失礼きわまりないな

※そんなことはありませんでした
※5レンジャイ全員座れましたが、次から次へとお客さん来てました

赤と青と緑と桃色はさしみ定食やマグロ丼などだったが

オレ黒レンジャイはひとりだけフライにした

正解だった

マグロの串揚げ

ウマすぎた

エビフライも食べやすくサクサク

食べ進めていると

赤レンジャイがからしを持ってきてくれとオレの為に申し出た

オレは特にいらないのに・・・

店のおやじはからしは置いてないぞと。

三重ではフライにからしは付けないと。

こんど来る時までに用意しておくと。

赤レンジャイはなんでからし置いていないのか

何度も問い詰めた

そんなやりとりを

オレは黙って聞いていた

本気でおもった

マジで

どっちでもいい

と。

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思い返すと

料理が運ばれてくる前になぜかオレだけ

店のおやじにやたら話しかけられたんだ

おやじの娘ならよかったのだが・・・

だから

冗談でも言ってやろうと

色紙あればサイン書きますよと

言ってみたんだ

・・・

シカトだった・・・

・・・

ぐっさんの色紙は飾ってあったのに・・・

もっと有名人になってまた来てやると思った

食後に頼んでもいないコーヒーも出てきていたな

そのときわかったことがある

青レンジャイは食べるのがはやい

でも知ってしまった

コーヒーが熱くて飲むのが遅いことを。

・・・

猫舌だ

これもひとそれぞれだ

猫舌だっていいじゃないか

あついニャー

飲めないニャーとか言っていればいいのだ

目の前の道の駅マンボウへと向かう

「ひとつわかったことがある」

今回はだいぶ生き物が登場していることに気付いただろうか

きつつきへ

ほら

ほらね

鯛ではないが・・・

答え
ぞう かっぱ らくだ かめ うし おおさんしょううお いせえび あわび か めだか
あめんぼう パンサー あひる いるか まんぼう きつつき いか くも コイ さる イノシシ
ちょうちょ ねこ まぐろ

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何事もなく

帰路へ向かう

こんな楽しい時間が

もう終わってしまうのかと

寂しい気持ちにもなるが

残された時間と道、

仲間、空気、におい

音、風と一緒に

まだまだ楽しもう!

めいっぱい遊ぼう!

そう思った時だった

・・・

第3話

完結篇に続く

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予告

信じられない!

急展開はこのあと

あと2回ほどあったのだ!

第3話

なさげ

(笑)(笑)(笑)

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