あきらかに他のハーレーより、エンジン温度が異常に熱い気がする・・・
こちらは’06ツーリングモデルだが・・・
フューエルインジェクションツインカムエンジンは、極端な条件下で
エンジン温度を下げるために3段階のヒートマネージメントシステムを使用。
エンジンが一定温度以上になった場合、
この3段階のヒートマネージメントシステムの制御によって、搭乗者は
アイドリング異常があると誤った判断をしてしまう可能性あり。。。
第1段階・・・ETセンサーにより、シリンダーヘッドが約144℃に到達したという
信号が出されると、ECMはエンジン温度が下がるかエンジン回転数が
800rpmになるまで、徐々にエンジンアイドルスピードを下げる。
ETセンサーとは? えんじんてんぷらちゃあ そのまんまエンジンの温度ってことだね。
第2段階・・・エンジン温度が160℃に達すると、ECMは空燃比をリッチにして
さらに冷却する。
リッチとは? 濃いってこと。(理想空燃比よりも濃い混合気の状態。それリッチだよ。てな)
第3段階・・・エンジン温度が165℃に達すると、フューエルインジェクターのパルスは
中断される。エアの吸入、排出でエンジンをさらに冷却する。
燃焼がなくなるので、ミスファイアと感じられる。この第3段階は車両が
停止しているときにしか起こらない。
もし、ETセンサーが壊れていたら?と仮定すると・・・
エンジンが熱くなってしまう?のか???
そして、’07ツーリングモデルは・・・
デジタルテクニシャンからオプションのヒートマネージメントシステムをダウンロードできる。
ダウンロードしたら、以下の4つの条件の場合にリヤシリンダーのフューエルインジェクターが
OFFになって、ヒートマネージメントシステムによってエンジン温度が下がる。
● エンジンが一定以上の温度であること
● アイドリング状態であること
● 車両が停止していること
● クラッチが引かれているか、トランスミッションがニュートラルの位置であること
アイドリングは維持されるが、リヤシリンダーは実際には 「エアポンプ」 の役目を
果たし、エンジンを冷却する。
この機能は、上記条件の1つが適合しなくなるまで続き、その時点でリヤシリンダーが
正常に再点火する。
エンジンがヒートマネージメントモードのとき、エンジンのアイドルリズムと排気ガスの
臭いは通常とは異なる。
通常時はヒートマネージメントシステムは作動しない為、アイドリング異常があると
誤った判断をする可能性がある。
なんか、すごいね。はーれーって。。。