あるツーリングの最中(もなかではありません)さいちゅう。。。

いつのことだったか忘れたが、

サルと、
滝と、
としひこさんを見に行った時だと思うが

・・・

こんなことがあった

・・・

・・・

・・・

第1話 「偶然」

・・・

・・・

・・・

オレは街中ではそんなに大音量で音楽は聞かないが

田舎道走ってる時くらいはいいかなと思って

ジャンジャカジャンジャか流してる

もちろん

スパイダーで走ってる時のミュージックの話である。

・・・

どんどんどーん!

デッッデッデっ

ヘーーーーーイって。

たまにノッっちゃて

首をたてに振ったり

横に振ったり。

右見て

左見て

また右見て

左見て

右を見ようとする瞬間左見て

すかさず右見て!

その時!

何か黒い物が目にとまったんだ

・・・

・・・

・・・・・・

財布だ

・・・

・・・

・・・

財布が落ちていたんだ

・・・

通り越してしまったが

みんなには悪いと思ったが

すぐにユーターンした

そして

拾い上げた

(グローブもしてるから指紋もつかない)

へっへっへっ

中身!

中身!

中身!!!!!!!!

オレは悪い人間だ・・・

ワクワクしたのを覚えている・・・

・・・

・・・

フクザワさんの顔がこれでもかってあった

ゆきちちゃん大好き

興奮した

大好きなゆきちちゃんがたくさんいたからだ

ゆきちちゃんだけ連れて帰って

財布は元通り道路に置こうとしたのだが、

・・・

・・・

・・・

「待ちなさい」

一緒にいたある人から声がかかった

・・・

・・・

おじゃま丸 「目的地までもうすぐそこだし本人のところまで届けよう」

・・・

・・・

は?

え?

なんで?

・・・

・・・

でも、

なんかおもしろそう ♪

・・・

オレ 「そうしますっ!!!」

おじゃま丸 「まず住所を探しましょう」

オレ 「はい!」

財布だから免許証が入っていた

マヌケそうな男の写真が見えた

・・・なんだ・・・

ちぇ・・・

男かよ・・・

やっぱり中身だけ抜いて置いてこうと思った

・・・

みんなで8分くらいどうしようか考えた

う~ん・・・

う~ん

「人の役に立つのもたまにはいいじゃない?」

おじゃま丸の一声。。。

免許証に目をやると

当然住所が記載されている

・・・

え!!!!!!!!!!!!!!

え~!!!!!

「ここ知ってる!!!!」

おじゃま丸さんはなぜか知っていた住所だったのだ!!!

・・・

みんなでそこへ向かった

すぐに見つけてしまった

迷いもしなかった

スパイダーをとめる

・・・

・・・

・・・

ドッキドキだ

どきどきどきどき

そして

にやにや

ニヤニヤ

にやにやにやにや

なんだか笑える

わらっちゃいけねーんだけど

ぷぷぷぷー

こいつに会える

今いる?

どんな感じ?

まぬけ?

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

第2話に続く